2.5次元

ユリイカの四月臨時増刊が2.5次元なるものの特集だということを、今日知って、まあ、そもそも書店へゆく機会が圧倒的に減っているので、たまにいくといろいろな発見がありまして。ちなみにレギュラーのユリイカ4月の特集は「高峰秀子」で、このあたりの隔たりの半端なさもこのブランドの魅力だったりする。いいなあ、高峰秀子。

2.5次元。どうやら、「テニミュ」を中心としてアニメから派生したミュージカル周りの刺激的な動きと、演劇側から立ち上がってきた独自のムーブメントを括っているみたいだけど、なんか、二次元と三次元の間、って、もっと多様性があって、もっと混沌としてて、それがジャンルとして成立するのだとしたら、極めて、本当に極めて重要なポジションのような気がして。

そもそも、初音ミクがリアルな会場でライブをしているということからして、この「次元」に関する問題を超克しているからこそ刺激的だったりするわけで。

なんか、このあたり、2.5で括ることが正しいのかなあ。とか思ったりする。

関係ないけど、ユリイカって、なんか、凄く微妙なとこに、何かを放り込んでくるよね。わたしは、買ったことがないんだけど。