小倉に出張したついでに観た劇団☆新感線


週末は北九州に出張。ついでに快晴だったので朝から小倉城をひとりでお散歩。

気持ちよかった。
すぐ近くのリバーウォーク北九州でお昼を食べようとしたら、なんとこの施設にある北九州芸術劇場大ホールで劇団☆新感線が公演してて、当日券があるというので、行ってきました。

乱鶯(みだれうぐいす)。

上演時間3時間半以上。予約していたフライトの時間をちょっと心配したけど、こんな機会を見逃すのはもったいない。

昔は頻繁に芝居を観てたんだけど、最近少し遠ざかっていて、少し前に野田秀樹の『逆鱗』を観て、やはり圧倒されて、やっぱりあらゆる総合芸術のなかでも芝居って一番カタルシスが大きいというか。

そんな風に感じてた矢先なので、本当ラッキーでした。

まあ相変わらず酷いストーリーに盛り上がる音楽、ケレン味たっぷりの乱暴な演出。大味にも程がある役者陣。もう何も変わらない、でもどこまでも進化する☆新感線。

なんか、すべてが、でかい。古田新太の顔くらい、いろいろでっかい。とにかく大道具が、まさに大道具。でかい。

でも描かれる江戸の庶民の感情の機微は細かい。稲森いずみの表情が可愛らしく哀しく儚く移り変わる様子が細かい。

まあ、最高ですな。そして病みつきですな。

先頃のニコニコ超会議で中村獅童と初音ミクの超歌舞伎が話題になりましたが、既に「超」歌舞伎は☆新感線が完成させてましたな。
あ、写真はなんも関係ない小倉の風景です。。