三枚目のミニアルバムを創り終えて以降、抜け殻になっている。
まだ動画の制作もしなきゃだし、ちゃんとプロモーションもしなきゃならないのに。。。
ミニアルバムと言っても、全8曲、すべてこれ以上できないくらいに精魂込めて創った。出来上がったのは、至って普通のボカロ曲。
至って普通、とわたしは思ってます。普通に、いい感じの歌が創りたかった。
ヤンスキー先生が創る素敵な歌詞に、一番いい形で、一番出したい音を重ねて、曲を創りたかった。オトホギの世界観は、彼のことばがなければ成立しない。
我らが絵師ヲイカワのアートワークは、ここのところ何が描かれても、わたしたちの想像を軽く超えてくる。
このアルバムに収めた「五分前まで」という曲は、アルバムの中核を成す一曲なんだけど、これのコンセプトビジュアルが出てきたときはマジでひとり絶叫した。
このアルバムを創るにあたって、わたしたちの眼前に広がっていた初音ミクを巡る光景は以前このBLOGでも書いた。
初音ミクが、凄い特別なものではなくて、とても普通のキャラクターになってきている、という話。
このアルバムも、なんか凄い曲をつくってやろうとか、世界を驚かせてやろうとか、底辺ボカロPに有り勝ちな大それた思いが、いつの間にか全部リセットされて、もう一度フラットに音楽に向き合う必要があったように思う。
だから、ここに出来た8曲が、いまのところ、オトホギの全部。
出ますよ、7月15日に!