サンバーストのボディにメイプル・ラミネート・フィンガーボード。フロントピックアップはハムバッキングでブリッジは各弦独立タイプの真鍮。横浜のイシバシで何本か試したテレのうち、一番しっくりきたものを選んだだけのつもりが、買ったあとで「キース仕様」と気付く間抜けっぷり。
そんな紛う事なきキース・リチャーズ仕様のレプリカに、ちゃんと6弦も張って、オトホギの『姫、グレネード』のリフとソロ、『メロディア・フィッシュ』のスライドなんかが録音されているんだけれど、せっかくミクさんに歌っていただくのだから、本当は外でリアルに弦を震わせた音を録るなんていう野暮な真似はしたくない。フェンダージャパンのレプリカなんて使わなくても、素敵なギターの音なんていくらでも呼び出すことができる。だからすべてをデスクトップで完結させるのが、我がネ申の思召しだと、そんな風に思いながらも、未熟な魂はどうしても生の弦を震わせようとするわけで、だから新しいナンバーもやはりProToolsにモノラルのオーディオトラックを用意しシールドをインターフェイスに突き刺し徐にチューニングをはじめてしまったりする。
まあ、いい曲にさえ仕上がれば、きっと電子のネ申も、そんな邪道なプラグドにさえ微笑んでくださるはず。。。うーん、でもギターの録りって、難しい。また一日が終わってしまった。。
ところで電子も天候も航空機の発着便もおのれの運命も、すべてを捻じ曲げる超越的な能力を持った我がオトホギの神は、今日、北海道で本物のネ申に、ちゃんと遭遇できたのかな。
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